樺の木瘤材からククサ作り3

hiroto

2014年08月06日 20:52

だいぶ完成に近づいてきました。




現在の状況です。
削りが完了してオイルを塗った後です。

完成間近ですが、まだこれからパーツを作って装着しないと行けません。
今回は普通のククサではない凝った物になりますので。



前回塩茹でした後に、まだ半乾燥の状態で再び中を削りました。
もう外側は完成している状態なので、更に容量を増やすために掘ります。

写真は私の使っているカービング道具です。

半乾燥なのでさくさくスプーンナイフで削れます。



600番までヤスリをかけて仕上げたらまた塩茹でしました。
その後このように加工。



ハンドルの一部を切り取ります。

そして切り込みを入れ、また接着。



勘の良い方ならこれが何を意味するか分かるかと思いますw
ここから更にあれを作ってここに収めます。

この時点でククサ自体は90%完成です。


ヤスリ掛けも終わりました。

今回のオイルフィニッシュは亜麻仁油ではなく、本物のククサと同じでクルミ油で仕上げます。



これを木に刷り込んであげるとこんな感じで木目がしっかり浮き出ます。
そしてクルミ油は乾性油なので、皮膜となって固まるため、防水性が向上します。



さて、これで本体は完成です。
ただいま輸送中の荷物が届き次第製作、仕上げと行えば瘤材のククサが完成です。


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