ククサができるまで。
買うと意外と高いククサ。
実際に作って見るとその価値がある事が分かります。
めちゃくちゃ大変ですw
本物は白樺の瘤材から作るのですが、そんな物は滅多に手に入る物ではないので、我慢して白樺で作ります。
私の場合はまずは大まかな形を木材に書き、形を作ります。以前は先に掘っていましたが、斧で形を切り出す時に割れた事が2回程あったので・・・・。
掘る道具は材料にもよりますが、このスプーンナイフを使ったり、今使っているククサは完全乾燥済みの固い材料だったので、丸ノミで掘りました。
ノミの場合はこんな感じで固定すると楽です。
その後削り出し。
使っているのはワイルドライフという斧です。
大まかに形を削り出したらナイフなり、ヤスリなりを使って形にします。
おすすめはあればグラインダーにヤスリを付けたもの。これだと早いです。
無い場合は木工ヤスリで形を作るのがナイフより楽でした。
荒い物から600番ぐらいまでヤスリをかけ、仕上げに入ります。
私は煮立たせた亜麻仁油を使ったり、クルミオイルを塗ったりのオイルフィニッシュします。
いい感じに艶も出るし、乾燥させると皮膜を張ります。
手入れにも使えるので、色々な物に使っています。
飾りとベルトに挟み込めるように紐を付けます。
本来はここにトナカイの角がつきますが、私はエゾシカの角か友人から貰ったこのデザートローズという石をよく使います。
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