日本軍二重飯盒と末期型鋳物飯盒
さてさて、年末やはり飲みすぎている私です。こんにちは。
今年最後の投稿ですね。本年もお世話になりました。来年度は3日より野営始めで極寒の十勝清水にキャンプに行って来ます。
さて、今年最後のギアが届きました。
探すこと2年。某オクで高すぎて涙を飲むこと数回。今度こそはと意気込んで入札したらかなり安く落とせてびっくりしました。
値段的には飯盒2個でスウェーデン飯盒1個分ぐらいの値段で購入した品。
飯盒マニアが喉から手が出て引き裂かれるぐらい欲しいものでございます。
貴重なのは右側の使い込んだもの。
九二式飯盒。別名2重飯盒と呼ばれ、現存数がかなり少ないので貴重な飯盒です。
調べたところほとんどが中国の戦線に配備され、そのまま南方戦線に行ってしまったため、あまり国内に戻ってきていないということです。
右は大戦最末期のアルミ鋳物の飯盒。
それでは九二式飯盒から見て行きましょう。
このように普通の飯盒より少し背が高いです。
飯盒2つに分かれます。中の飯盒で4合、外の飯盒で4合の計8合炊けます。
中の飯盒の蓋には掛子を使用します。
一般的な昭和18年製のロ號飯盒と比べるとこんな感じ。少し大きいですね。ちなみにこのロ號飯盒もデッドストックの観賞用ですw普段は使い込んだものを使用中。
そして2個セットでの落札だったので、おまけのような扱いですが、こちらが最末期型鋳物飯盒。
アルミの鋳物で作られています。かなり残念な出来なのが魅力ですね。
意外と厚手なので保温性とかは良さそうなので、今度一度使って見ますが、おそらくこれも観賞用か植木鉢になりそうな気がします。
さて、そのうち気が向けば全部の飯盒出して遊んで見たいと思います。
それではみなさま良いお年を。
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